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-- 医療法人土屋小児病院 -- Tsuchiya Children's Hospital -- 獨協医科大学連携病院 日本アレルギー学会認定教育施設 --
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第33回Mテクノロジー学会大会に向けて第33回Mテクノロジー学会 大会長 土屋喬義 この度、33 回という歴史あるMテクノロジー学会を東京で開催する事となりました。 M言語は1969年にアメリカ合衆国総合病院のコンピュータ科学研究所で医療情報を扱うため に開発された言語で、MUMPS(Massachusets Gneral Hospital Utility Multi-Programing System)と呼ばれました。M言語は高速性とプログラム言語としての生産性の高さを特徴であ ります。またM言語は1997年FORTRAN, COBL に続米国のANSI標準に制定されました。また 1992年にはISOに制定され、今まで37年以上にわたり使用され続けています。その間多くのM 言語の製品が生まれ、消えていきましたが、プログラムとデータ互換性を保ち、年代、機種、 OS を超えた移送性を持っています。医療関係者にとってこの長期にわたるデータ互換性は医療 においては何十年にもわたる患者の病歴の管理、そしてソフトウエア資産の継承は何者にも変え がたいメリットでもあります。今後もANSI 標準言語としてデータの互換性を保ち続けていくも のと思われます。 この第33回Mテクノロジー学会では、M言語の最新の動向、応用例の発表を中心に、最新の テクノロジーが盛り込まれたCache' に代表されるM言語が医療関係者のみでなく、多くのIT関 係者にとってデータの長期にわたる可搬性を約束することの出来る言語として今後も愛用される ものであることをお知らせしたいと考えております。 |